2年ぶりに開催のイベント「SHIKOTSUKO BLUE CAMP」を訪れて
北海道キャンピングガイドのチーフを退任し、フリーランスになってからすでに20年以上が経つ。最近はアウトドアの取材からも離れていたので、久しぶりのフィールド取材にかなりの緊張! 前日は、運動会を翌日に控える子どものように、なかなか寝つけなかった。
そして当日の朝。
目覚ましの音で目を開けると、眩しいほどの日差しと雲ひとつない完璧な青空が視界に飛び込んできた。
その瞬間パチリと目が覚め、取材モードに。
さて、いざ支笏湖へ出発!
この日は快晴。 雲ひとつない青空。
車を走らせ、キラキラと陽気が照らす森を抜ける。その隙間からチラチラと顔をだす真っ青な湖面。この風景を前に気持ちが高揚しない人はいないだろう。
本当に美しい。完璧な風景。
そして当日の朝。
目覚ましの音で目を開けると、眩しいほどの日差しと雲ひとつない完璧な青空が視界に飛び込んできた。
その瞬間パチリと目が覚め、取材モードに。
さて、いざ支笏湖へ出発!
この日は快晴。 雲ひとつない青空。
車を走らせ、キラキラと陽気が照らす森を抜ける。その隙間からチラチラと顔をだす真っ青な湖面。この風景を前に気持ちが高揚しない人はいないだろう。
本当に美しい。完璧な風景。
「SHIKOTSUKO BLUE CAMP」のコンセプトは「始まる前より、終わった後をきれいに。永遠の青を感じる1日。蒼を楽しみ、青を守る。仲間たちとの二日間」。永遠の青を感じてほしいという思いから「SHIKOTSUKO BLUE CAMP」と名付けられ、キャンプ、アクティビティ、音楽を通して支笏湖の水質、環境の大切さを発信しようというのが目的。
このコンセプトを感じるのにピッタリの日になりそうだ。イベントは11時からスタートし、300人ほどの参加者が集結した。会場では、テントサウナ、クリアSUP、ロープワーク、カトラリー作り、生き物探し探検隊、朝ヨガなどといったアクティビティ・ワークショップのほか、約11組の出演者(アーティストなど)によるステージが行われた。
このコンセプトを感じるのにピッタリの日になりそうだ。イベントは11時からスタートし、300人ほどの参加者が集結した。会場では、テントサウナ、クリアSUP、ロープワーク、カトラリー作り、生き物探し探検隊、朝ヨガなどといったアクティビティ・ワークショップのほか、約11組の出演者(アーティストなど)によるステージが行われた。
流木や森から出た危険物でスプーンやフォークを作る体験。仲間でカトラリー作りに没頭
テントサイトの横を流れる美笛川の河口で、川の生きものを探す。小さいエビや小魚を発見!
自在結び、もやい結び、巻き結びなどのロープワークを体験。小さい子どもも親子で一緒に技を習得
工夫と徹底を施したごみの分別。例えば「ペットボトルは土に戻るまで450年必要」など、箱にゴミの種類をイラストで示し、100年ごとに年数を記載してごみ箱を並べていた
テントの中に薪ストーブを焚きサウナを楽しむテントサウナ。10分〜20分ほどで汗びっしょり。熱した体は湖水で冷やす。何人かのゲストアーティストも体験
北海道のキャンプ場をくまなく取材し思うこと。ロケーションが素晴らしいキャンプサイトはたくさんある。美笛キャンプ場もそのひとつ。美笛は数年ぶりに訪れたが、変わらない安心感がある。懐かしく、ゲートをくぐる時に「ただいま。帰ってきたよ」という言葉と笑顔が自然にこぼれた。風景、風、音。地球上に存在するすべての自然が、優しく迎えてくれているような気がした。
参加しているキャンパーもきっと同じ気持ちだろう。美笛ファンのキャンパーが多いのがその所以だ。日常の垢を落とすように、思い思いに自分たちの時間を味わい慈しむ姿が、場内のあちこちで見られた。そんなキャンパー達を横目で眺めながらサイトを散策する。なんて幸せな時間だろう。
重量挙げでパラリンピックを目指している戸田雄也さんファミリー。日頃から車いすでキャンプに出かける。久々に美笛キャンプ場を訪れ、家族で有意義なひとときを過ごす
コロナ渦をキッカケに1年ほど前からソロキャンプをはじめた女性キャンパー。薪割りも自分でする。オリジナル暖簾がかわいい
そして心地良いステージでのサウンド。参加アーティストの方々のトークや笑顔が温かく、美笛の雰囲気に、不思議と皆さんなじんでいる。
ひと通りステージが終わると、7時半からはキャンプファイアー。昼間のステージでも曲を披露してくれた上野大樹さんが再び登場し、参加者とひとつになりパチパチと燃える炎を囲みながら、アコースティックライブがスタートした。 昼間とは10度近く気温が下がり、フリースやダウンが必要なほどの冷えこみだったが、赤い炎と柔らかいギターの音色と歌声が場内を包み、参加者の心を温めてくれた。
9月10日は中秋の名月だった。 完璧な夜空に満月が輝き、湖面を照らしていた。朝から夜まで終日、雲の出番がなかった。それは参加者、アーティスト、関係者、支笏湖…。そこに集うみんなの心がひとつになれたから。大きな満月のように。きっとそう。
贅沢な時間よ、ありがとう。(文:工藤きよみ)
ステージ出演者(アーティストなど): <10日>ホワエク、Rihwa(リファ)、汗ながしカットマン、ヒロシ、北海道大学水産科学研究院、上野大樹、オーシャンデイズ、moeki、THREE1989、瑛人 <11日>豊澤瞳(朝ヨガ) ※出演順
☆北海道キャンピングガイドYouTubeチャンネルでも紹介しています
⇒https://youtu.be/zcr6ikcHhyo
☆オフィシャルサイトでは過去の映像もご覧になれます
SHIKOTSUKO BLUE CAMPオフィシャルサイト
⇒https://www.shikotsuko-bluecamp.jp/
撮影日:2022年9月10日
撮影場所:美笛キャンプ場(千歳市/支笏湖畔)
記事投稿日:2022年9月30日
⇒SHIKOTSUKO BLUE CAMP 2022 コラム@【イベントリポート】
⇒SHIKOTSUKO BLUE CAMP 2022 コラムA【Rihwaさんインタビュー】
⇒SHIKOTSUKO BLUE CAMP 2022 コラムB【上野大樹さんインタビュー】
贅沢な時間よ、ありがとう。(文:工藤きよみ)
ステージ出演者(アーティストなど): <10日>ホワエク、Rihwa(リファ)、汗ながしカットマン、ヒロシ、北海道大学水産科学研究院、上野大樹、オーシャンデイズ、moeki、THREE1989、瑛人 <11日>豊澤瞳(朝ヨガ) ※出演順
☆北海道キャンピングガイドYouTubeチャンネルでも紹介しています
⇒https://youtu.be/zcr6ikcHhyo
☆オフィシャルサイトでは過去の映像もご覧になれます
SHIKOTSUKO BLUE CAMPオフィシャルサイト
⇒https://www.shikotsuko-bluecamp.jp/
撮影日:2022年9月10日
撮影場所:美笛キャンプ場(千歳市/支笏湖畔)
記事投稿日:2022年9月30日
⇒SHIKOTSUKO BLUE CAMP 2022 コラム@【イベントリポート】
⇒SHIKOTSUKO BLUE CAMP 2022 コラムA【Rihwaさんインタビュー】
⇒SHIKOTSUKO BLUE CAMP 2022 コラムB【上野大樹さんインタビュー】
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キャンプイベントレポート