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車中泊用ベッドをつくってみた

車中泊ベッドをつくりにあたり、課題としたのは
1.まっ平ら 2.低コスト 3.取り外し可能。この3点をクリアするために、今回はイレクターなるDIY用パイプを使ってみた。
[イレクターパイプとは]
鉄パイプにプラスチックコーティングしたものと豊富なジョイントパーツの組み合わせで、いろいろな形に作り上げることができるDIY材料である
使用した部材
・φ28イレクターパイプ
・φ28用のジョイント
・片面がツルツルのコンパネ
・クッション性のある銀マット
・両面テープ
・合成皮革のシート
使用した道具
・パイプカッター
・タッカー
・金づち
・はさみ
 
 
製作手順
1.車の実寸法を測り、必要な部材の数量を割り出す。 ちなみにベッドの高さは、下の空間を道具の収納場所と考えて35〜40cm位とした。 売られているパイプの長さは最長4mあるが、車に積んで家まで帰ってこれないので2.5mの物を必要本数買うことにした。 必要本数は、1本からどれでけ切り出せるかを事前に考え、6本買えば足りることが分かった。 パイプの本数、ジョイントの形と個数をメモり、ホームセンターへ
2.パイプの長さと本数が決まれば、あとはひたすらパイプカッターで切断。 途中パイプカッターの刃の軸に油をささないと回転が重たくなる。 ちなみに私は潤滑スプレーを使った
3.けっこうな本数になった。 ちょっと疲れたのでここで小休憩。 ※夢中になってやっていたので油をさすタイミングが遅れ、めっちゃ回転抵抗がかかっていた
4.骨組みだけだとこんな感じ。 ジョイントパーツは多くの種類があるため慎重に考えた。 本来はパイプとジョイントを専用ボンドで止める
5.実際に組んで、長さや大きさの手直し。 コンパネのツルツル面を下にして下段の荷物の保護と見栄え力アップ!
6.ベッドを平らにするために足の長さを揃えないといけないが、多少バラバラでも高さ調整ができるキャップがあるので安心だ
7.コンパネのツルツル面ではない方に、両面テープで銀色マットを張る
8.銀色マットだけでも良かったが、見栄えが悪い気がしたので、合皮のシートを巻きつけ、裏で大きいホチキス(タッカーというらしい)で止めた。 私のタッカーは打ち付ける威力が弱く、ホチキスの刃が完全に食い込まなかったので、金づちで増し打ちした
9.完成! 構想2日、作業1日、費用約16,000円で快適な車中泊ライフを手に入れた! ベッドの下段に荷物を乗せられるので、寝床は広々使えた。ちなみにパイプ、ジョイント、コンパネだけだと約7,500円だったので、工夫次第ではもっと費用を抑えられるだろう