「料金が安い&ファミリーが少ないor共存できる」が基準です!
夏休みに入り、テント泊で北海道を回るというライダーさんも増えていることと思います。そこで、札幌近郊を含む道央エリアで、ライダーさんが泊まりやすいキャンプ場5ヵ所を選んでみましたよ〜
夏休みは、北海道内のファミリーもキャンプ場に押し寄せますが、探してみると、道央エリアでもライダーさんの泊まりやすいキャンプ場はいくつかあります。
我々編集スタッフが、長年の取材による経験を元にセレクトしてみた「ライダーさん向けの(道央エリアの)キャンプ場」。ぜひ参考にしてみてくださいね〜
夏休みは、北海道内のファミリーもキャンプ場に押し寄せますが、探してみると、道央エリアでもライダーさんの泊まりやすいキャンプ場はいくつかあります。
我々編集スタッフが、長年の取材による経験を元にセレクトしてみた「ライダーさん向けの(道央エリアの)キャンプ場」。ぜひ参考にしてみてくださいね〜
【おすすめ1ヵ所め:アルトリ岬キャンプ場(伊達市)】
トップバッターは、伊達市の海岸にある「アルトリ岬キャンプ場」です。
利用料はもちろん無料。伊達市有珠(うす)地区の近く、噴火湾に突き出た小さな岬に開かれた古いキャンプ場ですが、ファミリーの姿を見ることはほとんどなく、いつもライダーやチャリダーが静かに過ごしています。
国道37号からの標識が少なく、道もややわかりにくいのですが、道央エリアにもかかわらず、寂寥感あふれる雰囲気がなかなかイイ感じです。ぜひ利用してみてください!
利用料はもちろん無料。伊達市有珠(うす)地区の近く、噴火湾に突き出た小さな岬に開かれた古いキャンプ場ですが、ファミリーの姿を見ることはほとんどなく、いつもライダーやチャリダーが静かに過ごしています。
国道37号からの標識が少なく、道もややわかりにくいのですが、道央エリアにもかかわらず、寂寥感あふれる雰囲気がなかなかイイ感じです。ぜひ利用してみてください!
【おすすめ2ヵ所め:室蘭岳山麓総合公園自由広場(室蘭市)】
続いてご紹介するのは、室蘭市の「室蘭岳山麓総合公園自由広場」。
ここは室蘭の市街地からはかなり離れ、道央自動車道のさらに北側の山の斜面に設けられた無料の林間サイトです。国道37号からは「だんぱらスキー場」を目指すと分かりやすいでしょう。
道順としては、まず道道107号(室蘭環状線)に入って、さらに室蘭岳通りへ。緩やかな一本道を登っていくと左手に駐車場が現れ、その後ろのシラカバ林がサイトになります。
お盆期間はファミリーの姿も見られますが、それほど混み合うことはなく、ライダーさんでも気持ち良く過ごすことができるはず。
なお標高400mの高原に位置しているため、曇天時は雲の中に入ってしまうことも多々あります。そんなときはアルトリ岬や、苫小牧方面へ移動することも考えておくといいでしょう。
ここは室蘭の市街地からはかなり離れ、道央自動車道のさらに北側の山の斜面に設けられた無料の林間サイトです。国道37号からは「だんぱらスキー場」を目指すと分かりやすいでしょう。
道順としては、まず道道107号(室蘭環状線)に入って、さらに室蘭岳通りへ。緩やかな一本道を登っていくと左手に駐車場が現れ、その後ろのシラカバ林がサイトになります。
お盆期間はファミリーの姿も見られますが、それほど混み合うことはなく、ライダーさんでも気持ち良く過ごすことができるはず。
なお標高400mの高原に位置しているため、曇天時は雲の中に入ってしまうことも多々あります。そんなときはアルトリ岬や、苫小牧方面へ移動することも考えておくといいでしょう。
【おすすめ3ヵ所め:江別市森林キャンプ場(江別市)】
3ヵ所めは、江別市の「江別市森林キャンプ場」。
ここは現状で「札幌市街からいちばん近いライダーさん向けのキャンプ地」といえるかもしれません。
正直、道はかなりわかりにくいです。
地図上では江別市「野幌(のっぽろ)総合運動公園」の西側、「大沢池」のすぐ北、と思ってください。さらに、アプローチは道道46号(江別恵庭線)の「野幌総合運動公園」の南側からのみ。パークゴルフ場の横を通り、最後は「大丈夫か??」と思うような鬱蒼とした林道になりますが、大丈夫、ちゃんとあります。
キャンプ場は、思わずホッとしてしまうほど開放的な芝生の広場で、いちばん奥に駐車場と管理棟があります。ひと晩だけ過ごすライダーさんならば、駐車場のすぐ横にサラッと設営するのがオススメです。
ちなみに利用料はひとり1泊400円。最初に払ってしまえば、あとは出入り自由なので、札幌で遊んで、ゆっくり帰ってくるのもOKです(ただし帰りの林道走行は、ほんの短い区間ですが、くれぐれもご注意を)。
ここは現状で「札幌市街からいちばん近いライダーさん向けのキャンプ地」といえるかもしれません。
正直、道はかなりわかりにくいです。
地図上では江別市「野幌(のっぽろ)総合運動公園」の西側、「大沢池」のすぐ北、と思ってください。さらに、アプローチは道道46号(江別恵庭線)の「野幌総合運動公園」の南側からのみ。パークゴルフ場の横を通り、最後は「大丈夫か??」と思うような鬱蒼とした林道になりますが、大丈夫、ちゃんとあります。
キャンプ場は、思わずホッとしてしまうほど開放的な芝生の広場で、いちばん奥に駐車場と管理棟があります。ひと晩だけ過ごすライダーさんならば、駐車場のすぐ横にサラッと設営するのがオススメです。
ちなみに利用料はひとり1泊400円。最初に払ってしまえば、あとは出入り自由なので、札幌で遊んで、ゆっくり帰ってくるのもOKです(ただし帰りの林道走行は、ほんの短い区間ですが、くれぐれもご注意を)。
【おすすめ4ヵ所め:旭ヶ丘公園キャンプ場(倶知安町)】
続いて、ここはもう有名ですね。倶知安町の「旭ヶ丘公園キャンプ場」です。
利用料無料、倶知安市街からすぐで羊蹄山も見える、ほぼ、ほぼほぼライダー&ツアラーさん専用といった趣の野営地です。
古いジャンプ台の敷地を再利用しており、芝生、というよりラフな草地が寝心地よし。炊事場のあるロータリー付近がサロンのような雰囲気になっていますが、奥に張れば静かな一夜を過ごせます。
ここにテントを張り、ニセコ界隈でサマーワークに励む旅人さんも多い「旭ヶ丘公園キャンプ場」。昨年は、羊蹄山初冠雪の時期でもテントがありました。いつまでも旅人のオアシスであってほしいですね!
利用料無料、倶知安市街からすぐで羊蹄山も見える、ほぼ、ほぼほぼライダー&ツアラーさん専用といった趣の野営地です。
古いジャンプ台の敷地を再利用しており、芝生、というよりラフな草地が寝心地よし。炊事場のあるロータリー付近がサロンのような雰囲気になっていますが、奥に張れば静かな一夜を過ごせます。
ここにテントを張り、ニセコ界隈でサマーワークに励む旅人さんも多い「旭ヶ丘公園キャンプ場」。昨年は、羊蹄山初冠雪の時期でもテントがありました。いつまでも旅人のオアシスであってほしいですね!
【おすすめ5ヵ所め:小樽望洋シャンツェオートキャンプ場(小樽市)】
さて、最後の5ヵ所めは小樽市の「小樽望洋シャンツェオートキャンプ場」です。
ここも、今は使われていないジャンプ台のランディングバーンの再利用。
オートキャンプ場と名は付きますが、利用者はライダーとファミリーが6:4くらいの感じです。料金は、大人1人+バイク1台で1000円少々かかりますが、小樽観光のベースとしては最高の立地条件です。夜もとても静かで、しっとり滞在できると思いますよ!
ここも、今は使われていないジャンプ台のランディングバーンの再利用。
オートキャンプ場と名は付きますが、利用者はライダーとファミリーが6:4くらいの感じです。料金は、大人1人+バイク1台で1000円少々かかりますが、小樽観光のベースとしては最高の立地条件です。夜もとても静かで、しっとり滞在できると思いますよ!
道央エリアで次点を選ぶとすれば…
以上、札幌を中心とする道央エリアで、ライダーさんにオススメのキャンプ場をセレクトしてみました。
これはライダーさんに限らない話なのですが、実は札幌という街はキャンパー輸出大国で、市街地の近くに割安で泊まりやすいキャンプ場がホントに少ないんですよね。
「夜遅くに着いて翌朝早く出発」ということであれば、市内の円山公園や豊平川の河川敷なんかをおすすめしたいところですが、札幌市の公園や緑地は基本的にキャンプ禁止。なかなかむずかしいんですよね。
上記5ヵ所以外だと、千歳市の「泉沢自然の森キャンプ場(『北海道キャンピングガイド2018』 P.99掲載)」や支笏湖の「モラップキャンプ場(同P.70掲載)あたりが候補に上がります(ただし夏休みはファミリー多いです)。
また、札幌市南区の「八剣山果樹園(同P.69掲載)」、同じく南区の「山荘自然クラブキャンプ場(同P.232掲載)」という2ヵ所の民営野営地を選択肢に入れても良いでしょう。
いずれにしろ道北や道東に比べてライダーさん向けの快適なキャンプ地が少ない道央エリアですが、今夏もどうか素敵な北海道旅を楽しまれることを、心からお祈りしております!
これはライダーさんに限らない話なのですが、実は札幌という街はキャンパー輸出大国で、市街地の近くに割安で泊まりやすいキャンプ場がホントに少ないんですよね。
「夜遅くに着いて翌朝早く出発」ということであれば、市内の円山公園や豊平川の河川敷なんかをおすすめしたいところですが、札幌市の公園や緑地は基本的にキャンプ禁止。なかなかむずかしいんですよね。
上記5ヵ所以外だと、千歳市の「泉沢自然の森キャンプ場(『北海道キャンピングガイド2018』 P.99掲載)」や支笏湖の「モラップキャンプ場(同P.70掲載)あたりが候補に上がります(ただし夏休みはファミリー多いです)。
また、札幌市南区の「八剣山果樹園(同P.69掲載)」、同じく南区の「山荘自然クラブキャンプ場(同P.232掲載)」という2ヵ所の民営野営地を選択肢に入れても良いでしょう。
いずれにしろ道北や道東に比べてライダーさん向けの快適なキャンプ地が少ない道央エリアですが、今夏もどうか素敵な北海道旅を楽しまれることを、心からお祈りしております!
カテゴリー:
おすすめセレクション