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国設然別湖北岸野営場(鹿追町)

さてお待ちかね。クローズアップキャンプ場の第1号には、鹿追町の「国設然別湖北岸野営場」を選んでみました。文字どおり然別湖のいちばん北にあり、周囲はエゾマツやトドマツ中心の深い森。いちばん近い鹿追町の瓜幕市街まで車で小1時間と、利便性は決して高くありませんが、北海道内にあまたあるキャンプ地の中でも、ここの存在感、気持ちよさは際立っていると言っていいでしょう。
準備さえしっかりすればファミリーにもぜひ訪れてほしいキャンプ場なのですが、町から遠いというハードルのせいか、小さな子どもを連れたキャンパーの姿はあまり見られません。一方、自分のスタイルを確立しているベテランキャンパーには愛されているようで、夏の週末に誰もいない、ということはほとんどなく、10張程度のテントは必ず目にします。「わかる人にはわかる」、やや玄人好みのキャンプ場といえるかもしれません。
場内には、適度な間隔でエゾマツ、トドマツが点在しています。地面はほぼ平坦で、どこに張っても快適な寝心地が得られるはず。道道を走る車の音もほとんど気にならず、昼間でも心地よい森の時間が流れています。連泊してみると、このキャンプ場の魅力がさらに実感できることでしょう。
場内の一角には、写真のようなベンチも設置されています。グループで利用する際には重宝しそうです。
炊事場は昔ながらの質実剛健な作り。水を確保したり、簡単な洗い物をするには十分です。
トイレは設備全体の中では比較的新しく、快適に利用できます。
道内のキャンプ場では珍しい「バイオトイレ」。湿ったおがくずの上で用を足し、自転車のようなペダルを使っておがくずを攪拌することで、微生物による分解を促す、という仕組みです。
まだ朝もやが残る早朝の然別湖畔。正面に白雲山(通称:くちびる山)が見え、ときどき大きなライズリングが湖面に広がります。この周辺に居ついているオジロワシもいるようで、ぼんやり湖面を眺めていると雄大な飛翔を見せてくれることもあります。ここで朝のコーヒーなどはいかがですか?
キャンプ場から車ですぐの「山田温泉」。昔は宿泊もできる温泉宿でしたが、現在は日帰り入浴専門で、夏期のみ営業しています。

【国設然別湖北岸野営場】
●住所:河東郡鹿追町然別湖畔 ●問合先:鹿追町役場(TEL.0156-66-4034) ●利用料:大人250円 ●開設期間:7月1日~9月30日
(北海道キャンピングガイド2017/198ページ掲載)
カテゴリー: 道内キャンプ場クローズアップ